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UNDER THE INFLUENCE ② :2トーン・スカ

これまでの偉大な音楽は、私たちの文化と生活を大きく支えてきた。そしてそれらは、現在のシーン、そして現在の社会に、どのような影響を与えてきたのか。ドキュメント・シリーズ「UNDER THE INFLUENCE」第二回は2トーン・スカ。

これまでの偉大な音楽は、私たちの文化と生活を大きく支えてきた。そしてそれらは、現在のシーン、そして現在の社会に、どのような影響を与えてきたのか。ドキュメント・シリーズ「UNDER THE INFLUENCE」スタート。ナレーターはティム・アームストロング(RANCID)。

1960年代、ジャマイカで生まれた「スカ」。カリプソ、メントなどのジャマイカ音楽をベースに、ジャズやR&Bなどを融合させたこのジャンルは、当時のジャマイカ・シーンにおいて、最もポピュラーな存在であった。その影響は、ジャマイカからの移民が多かったイギリスにも飛び火。本国ではレゲエにその座を奪われたものの、イギリスではパンクの融合とともに新たなスカ・ムーヴメントが発生。それこそが「2トーン・スカ」。人種の壁を越え、労働者階級に支持されたこの音楽は、現在のシーンにも大きな影響を与え続けている。

シーンに携わった当事者、そしてそれに影響された人物を訪ね、2トーン・スカの軌跡、功績、精神、そしてその現在を探る。

インタビュー:ドン・レッツ、ホレイス・パンター(THE SPECIALS)、デイブ・ウェイクリング&ランキン・ロジャー(THE BEAT)、ポーリン・ブラック(THE SELECTER)、ディッキー・バレット(THE MIGHTY MIGHTY BOSSTONES)、クリスチャン・ジェイコブス(THE AQUABATS!)、RAZIKA、オーピエ・オーティズ(ビジュアルアーティスト / LONG BEACH DUB ALLSTARS)、エルヴィス・コルテッツ(LEFT ALONE)、MALDITA VECINDAD他

原題:UNDER THE INFLUENCE: 2 TONE SKA (2015)