現地ジャーナリストがドゥテルテ麻薬戦争の現場を語る
ドゥテルテ大統領の就任後、フィリピンでは警察と自警団によって殺害された麻薬関係容疑者の数は、6000人以上にのぼる。殺害事件が相次ぐ現地は、実際どのような状況になっているのだろうか。残虐な現場を取材し続けてきた現地ジャーナリストに話を訊く。
マリファナ合法化はビールの売上に影響するか
数年前から米国の数州では、嗜好品としてのマリファナを合法化しているが、これに対しビール業界は、売上に影響が出るのでは、と懸念していた。飲酒運転の心配なし。二日酔いの心配なし。マリファナ消費量が増えれば、ビール消費量は減少するのではなかろうか。
亡き息子エイサップ・ヤムズの誕生日に母からの手記
2010年代ヒップホップシーンの重要人物であり、経営者としても活躍していた故A$AP Yams。彼の死からもうすぐ3年。息子の死について、そしてその死が自分自身に与えた影響について、残された母親が手記を寄せた。
新着物件情報にリフォーム済のコカイン御殿
「この家は何年も放置されていました」と匿名希望の不動産仲介業者は教えてくれた。政府がアレジャノ・フェリックス・ファミリーの財産を押収した後、邸宅は売却され、リフォームされ、賃貸物件として復活した。
エイズ患者の戦いが生んだ医療大麻合法化
1994年から1998年まで、デニス・ペロンは、連邦法及び州法を完全に無視し、大麻事業で成功を収めていた。彼は、サンフランシスコに「大麻バイヤーズクラブ (CBC) 」を開設し、希望者に大麻を提供していたのだが、CBCに入るには条件があった。「会員は、病人か、身体障害者でなければならない」
コカインを飲み込んで密輸する猛者たちの悲劇
Coke Mule、コーク・ミュール、コカイン密輸用ラバ。コカインが詰め込まれた小袋を何個でも飲み込む猛者たちの敬称だ。コーク・ミュールは、コカインを完璧に「ボディ・パッキング」して旅客機に乗り込み、各国の税関を通り抜ける。
エル・チャポ逮捕後のナルコビジネスを牛耳る麻薬王たち
世界随一のお尋ね者、麻薬王エル・チャポが2016年1月8日、メキシコ麻薬密売揺籃の地、シナロア州で逮捕された。現在、エル・チャポは鉄格子の中にいる。アメリカ麻薬取締局は国際的最重要指名手配犯を掲載するウェブページで、彼の写真に「逮捕済」と刻印したが、世界中に麻薬王はまだまだいる。
聖なるコカイン アマゾンでコカ栽培に勤しむペルーのセクト
ブラジル連邦警察局長セルジオ・フォンテスによると、2012年2月、アタウクーシによる、国境地帯でのコカ生産量が過去最大となった。彼らの生産するコカの葉は、コカイン製造のだけに利用されているらしい。
メキシコ麻薬戦争の最前線映画『カルテル・ランド』の裏側を語る
メキシコ麻薬戦争をとらえたドキュメンタリー映画『カルテル・ランド』。製作総指揮のキャスリン・ビグローと、マシュー・ハイネマン監督が、自らこの映画の裏側を語る。
ドラッグ密輸のリーサルウエポンはコロンビア製のDIY潜水艦
2000年代前半、より安全で確実な方法を求めたコロンビアの麻薬カルテルは、この悩みを解決する画期的な技術が開発した。自家製半潜水艇の製造である。
麻薬神バブルに沸くエル・チャポ再逮捕後のLA
チャポと同じBARABASのシャツ、チャポTシャツ、チャポ・ソング、チャポ・タコス。チャポ・バブルに沸くLAのストリート、弾けんばかりの勢いでエル・チャポを奉り懐を潤すビジネスマンたちに直撃取材。
マリファナ研究のゴッド・ファーザーが発見した事実
マリファナ研究の父ラファエル・メコーラム博士は、科学的見地から医療大麻の利点を説く。大麻を服用したのは、長い人生の中でたったの一回。長年の研究から、大麻の化学的欠点もわかっている。彼は、大麻にまつわる社会的側面にはほとんど関心を持たず、それは社会学者の仕事だ、と切り捨てる。向精神作用の虜になり大麻の利を説く大麻解放馬鹿とも全く違う。博士は何を求めて、今日も…