レストラン

  • スティグマと闘うHIV陽性のシェフたち

    2017年10月にCasey Houseが実施した調査で、HIV陽性者の料理人がつくった料理を食べたりシェアしたくないと答えたのは、カナダ人の50%にのぼった。そんな状況を変えようとしたのが〈June’s Eatery〉だ。

  • 人間の野性を目覚めさせる食べ放題レストラン

    人間はここに来ると、とんでもなく意地汚い大食らいになる。食べ物を盗んでもいい、チップを払わなくてもいい、と信じて疑わない。彼らが食い散らかした殻や骨を、私が片付けているというのに。

  • 『裸のランチ』の街で漁港ランチ

    古看板を組み合わせたその場しのぎの屋根の下に、プラスチック製のピクニック・テーブルが並ぶこの場所で、ヒレと骨のある生き物は、みんなフライにされてしまう。余計なサービスはない。トレイに盛り付けられたフライにはレモンが添えられている。付け合わせは、ビーツと生タマネギを使ったペースト状のサラダだ。

  • インドピザのゴッドファーザー

    オープン当初は、古き良きニューヨークスタイルのピザをスライスで販売していたが、「まかないのピザで、ちょっと遊んでみた」と彼は語る。「僕の生地は、誰にも真似できない。誰もつくり方を知らない。秘密なんだ」

  • パチモン・レストランをロンドンNO.1レストランに仕立て上げる

    デマ情報ばかりが流れるこの世界で、世間は自ら望んで、完全なるデタラメを信じ込もうとしている。ならば、〈偽レストラン〉も不可能ではないのでは?検証しよう。偽レビューと、神秘的な雰囲気と、ナンセンスの力を借りて、実際に挑戦してみよう。トリップアドバイザー上で、自宅の物置スペースを、ロンドンのトップ・レストランに仕立て上げるのだ。

  • 世界で最も美味しいチベット料理レストラン

    1997年にオープンした〈マジェアミ〉(Makye Ame)は、世界一おいしいチベット料理を提供すると評判の、いまだに長い行列が絶えないレストランだ。食の好みは主観的なので、もちろん議論の余地はあるだろうが、間違いなく中国でもっとも有名なチベット料理レストランだ。

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  • 第2波フェミニズムから続く アンチカロリー計算レストラン

    セルマ・ミリアムは、自身が主宰する女性グループのための「場」を開いた。モデルにしやすい形態はブックストアだったが、セルマは料理も好きだったので、そこにレストランも加えた。1977年、コネチカット州のブリッジポートに「ブラッドルート・レストランとフェミニスト・ブックストア」をオープンした。

  • 東アフリカのクレープ「インジェラ」で夢を追い続ける ソマリア難民女性シェフ

    カリフォルニア州オークランドに住んでいるハリモ・アリ・イサクは、ソマリア難民。難民のキャンプ地であったケニア・ダダーブにおいて、初めてレストランを開業。イネ科の植物であるテフの粉を水で溶き、発酵させたクレープのような主食「インジェラ」を難民たちに提供してきた。