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ドイツ最大のネオナチ・ロック・フェス
2017年、ドイツでは、同性愛者同士の結婚が認められ、大麻も合法化された。しかし、こんなイベントが開催される国でもある。テューリンゲン州の小さな町テマールで開催された音楽フェスは、ここ10年のなかで国内最大の極右ロック・フェスであった。
サッチャー政権下の労働者階級〈カジュアルズ〉とフレッドペリー 02
サッカーに根ざしたサブカルチャー、カジュアルズ。彼らはフレッドペリーを始めとするスポーツウェアをストリートに落とし込んだ。これが90年代のスポーツスタイルの流行へと繋がる。サッチャー政権化において、労働者階級の尊厳が破壊されていくなか、カジュアルズは、かつての伝統にすがるのではなく、労働者階級としての新たな価値観を、ファッションを通じて示し続けた。
サッチャー政権下の労働者階級〈カジュアルズ〉とフレッドペリー 01
英国にてスポーツウェアをストリートに広めたのが、カジュアルズ。このサッカーファンによるムーブメントが、現在のファッション・シーンに大きな影響を与えている。サッチャー政権下の労働者階級にとって、厳しい社会環境のなかでカジュアルズは生まれた。また、フレッドペリーは階級や人種、ジャンルに問わず愛され、カジュアルズにも欠かせないブランドとなった理由とは?
日本MODS MAYDAY今昔レポート!! 04.スクーターランに見るモッズたちの声
UKモッズシーンの成り立ち、日本モッズシーンの牽引者であり、MODS MAYDAYの主催者である黒田マナブ氏のインタビュー、オリジナル・モッズを知るモーガン・フィッシャーと後期モッズシーンを代表するジェームズ・テイラーの証言に続き、「日本MODS MAYDAY今昔レポート!!」第4回目は現場のスタイル。最終回は、スクーターランに参加したリアル・モッズたちの生の声とともにお送りします。
日本MODS MAYDAY今昔レポート!! 01.UKモッズシーンとスクーターラン
1981年にスタートし、今年2016年で36回を数える日本モッズカルチャーの祭典、MODS MAYDAY。そもそもモッズとは何か。モッズパーカを着てヴェスパに乗り、THE WHOを愛聴していればモッズなのか。そもそもイギリスのワーキング・クラスのムーブメントが、なぜ日本でここまで拡大し、続いているのか。そんなモッズを取り巻く様々な疑問に、MODS MAYDAYを軸に探りたい。
パンクス VS ネオナチのスリラー映画『Green Room』
インディペンデント映画としては異例のヒット作となった2013年の『ブルー・リベンジ(Blue Ruin)』に続くジェレミー・ソルニエ監督の最新作『Green Room』。作品のテーマは、パンクスとネオナチ集団の闘いだ。
クラシックナンバーはズバリ「Oi,Oi,Oi」 伝説のNZ産パンク・バンド NO TAG
オークランド出身。とは言ってもカリフォルニアのそれではない。スペルが違う。こっちは「Auckland」。ニュージーランドだ。英国やアメリカと比べ、パンクやOiシーンはそこまでポピュラーでなかった。
パンク歴史学者はスキンヘッドをかく語りき
ロンドン出身のデザイナー/ヴィジュアル・アーティストであり、パンク収集家の顔をもつトビー・モット(Toby Mott)に、スキンズとパンクスの違いから、ゲイ・コミュニティとの関係までを訊いた。