中東

  • 覆されたモスルの日常

    モスルは長い歴史を持つ美しい街だった。古代遺跡、モスク、教会が立ち並び、イラク2番目の規模を誇る大学もあった。夜になると、通り沿いのカフェはモスル市民で埋め尽くされる。チグリス川の土手では、住民たちが火炉の周りに腰掛け、川で釣れたばかりの魚、マスグーフを炙って頬張っていた。

  • モスル奪還へ 「人間の盾」で抗戦するIS

    11月1日、イラクのハイダル・アル=アバーディ(Haider al-Abadi)首相は、モスルで有志連合軍相手に戦闘中のIS戦闘員に対し、「もし神が望むなら、われわれは蛇の頭を切り落とすだろう」と国営テレビで表明した。「ISにはもう選択肢は残されていない」と首相は続け、「降伏するか、死だ」と言明した。

  • シリア政府軍によるアレッポ総攻撃の予兆と米国の反応

    1万のシリア政府軍勢が反政府軍に包囲されたアレッポ郊外に集結している。一週間にわたる空爆と砲撃により炎に包まれ、数百の死者を反政府軍が占拠する街に、未だかつてない大規模な攻撃を加える準備をしている。

Advertisement
  • イランから出撃するロシアの爆撃機

    イランのハマダーン空軍基地からの出撃であれば、航行距離とともに燃料消費量も減り、ロシア爆撃機は、より多くの爆弾搭載が可能になる。 

  • IS幹部のヤサで発見された大量のコカイン

    最後に見つけたのは、白い粉が詰まった透明のビニール袋だ。YPGの兵士たちは、まるで中身が何なのかわかっていなかった。私が袋に人さし指を入れてみると、そう、それは疑いようもなく、コカインだったのだ。

Advertisement
Advertisement