Kin Obuchi

  • 缶バッジが抑止する痴漢被害

    缶バッジひとつで、世の中は変わるだろうか? これらの缶バッジは、一見すると可愛らしいデザインの、よくあるおしゃれアイテムだが、この缶バッジに願いを託し、痴漢被害を本気でなくそうとしている大人がいる。〈痴漢抑止バッジ〉と名付けられたこのバッジは、どのように痴漢被害を抑止し、世の中を変えるのだろうか?

  • なぜお腹が鳴ると恥ずかしいのか

    なぜあのとき、昼食をとらなかったのか。私は鳴り止まないお腹を必死でおさえ、恥ずかしさに押しつぶされそうになりながら、いま猛烈に後悔している。なぜ、お腹が鳴ると恥ずかしい気持ちになるのか? お腹が鳴り、恥ずかしさを感じているときの心理について、羞恥心に詳しい、菅原健介教授に助けを求めた。

  • 上手く描くのをやめた〈女性〉

    「〈下品〉って、男性にはあまり使わない気がするし『〈女性〉はこういうことしてはだめですよ』というのがあるから、下品だといわれるのかな、と。やっていい、やっちゃだめ、の基準が男性よりも厳しいな、とは感じます」

  • 旦那を看取れた幸せな〈女性〉

    「今の女性にとって何が幸せなのか、おばあさんの私には全然わからないけど、私は〈普通でよかった〉」

  • 子宮を取っても私は〈女性〉

    「ここ2年くらいはずっとお腹や腰が痛くて、そういう行為には消極的だった。でも、いざ取ってみたらね、〈ヤる気マンマン〉なの。どんな感覚なのかすごく気になる」

  • 〈泣き〉はパワハラなのではないか

    いつしか私は、この会社では泣いてもいい、と開き直っていたのかもしれない。

  • はじめてのブラジャー

    25年間、ちゃんとしたブラジャーをつけてこなかったツケがとうとうまわってきた。おっぱいを雑に扱い続けた結果、私のおっぱいは垂れ始めてしまった。早急に、ブラジャーを買わなければならない。おっぱいの怒りを鎮めるため、ATMで下ろした1万円を握りしめ、夜の渋谷へと向かった。

  • 加齢とロック

    現在60歳の現役パンクロックシンガー、THE三洲(ザ サンシュウ)。60歳以上のミュージシャンや、彼よりも影響力のあるロックミュージシャンは、世の中にはたくさんいるが、私は、彼のロックに、将来への不安、老いへの恐怖をはね除ける強さを見いだしてしまった。THE三洲は、どのように歳を重ね、未だにロックし続けているのだろう。