名越啓介

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  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 04.黒魔術プロレス

    キンシャサでは世にも奇妙な格闘技が人気を博している。それが、今回紹介するプロレスだ。ブードゥーの要素を取り入れ、コスチュームを身に着け、3メートルの高さから飛び降りる。魔法の粉、呪文、ゾンビへの変身など、試合では様々なパフォーマンスが繰り広げられる。

  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 03.キンシャサ・サプール

    これまで見てきたように、コンゴ民主共和国はベルギーから独立後、1960年から64年まで国名がコンゴ共和国であったこともあり、西に隣接するコンゴ共和国(首都がブラザビル)と、混同されがちだ。

  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 02.キンシャサ現地レポート

    名越啓介は2016年11月25日に写真集『Familia 保見団地』をリリースし、その二日後、コンゴ民主共和国へと出発した。同行したのは奥村恵子。彼女は、南米やアフリカ諸国を渡り歩き、89年にパパウェンバと知り合い、パーカッショニスタとしてパパウェンバ&ビバ・ラ・ムジカに参加し、96年から数回コンゴへ通い続けるほど、アフリカ・コンゴに精通する人物だ。前回も記したが、第一目的はプロレスやサプールの取材。しかし、幸か不幸か、たまたま外務省が注意喚起を促す時期に取材が重なった。奥村によると、ジョセフ・カビラ大統

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  • SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 01.混乱の歴史を歩むコンゴ民主共和国

    写真家、名越啓介とキンシャサ・ミュージックで世界的な人気を誇るパパ・ウェンバ&ビバ・ラ・ムジカのメンバーである奥村恵子が、2016年11月、コンゴ民主共和国の首都であるキンシャサに約3週間滞在。プロレス、サプール、黒魔術、食など、日本とは、まるで異なる怒涛の文化を直撃取材した。

  • The People & Food of the Homi Projects ー名越啓介が出会った保見団地の日々ー

    2016年11月25日にリリースした写真集『Familia 保見団地』の制作に伴い、映像でも保見団地を取材した。ブラジル人やペルー人など、南米より移民してきた人々が、異国の団地でどのような暮らしをしているのか。そして名越啓介は、彼らの何を写真に収めたのか。

  • 写真集『 Familia 保見団地』 名越啓介が語るブラジル人、 自由、家族、写真、そして人間!

    スクワッター、チカーノ、スモーキーマウンテン、そんな題材を撮影していた名越啓介と初めて会ったのは2011年の春だっただろうか。知人から紹介を受け、ロンハーマンの千駄ヶ谷店で待ち合わせた。夕日が差し込む心地よい空間で、本人を前に、まざまざと写真を直視したとき、吐き気をもよおしたことを思い出した。次々と押しよせてくる写真には、自分の度量を超える言葉にできない世界が焼きつけられており、居心地が悪くなった。もっと正直に書けば、気持ちが悪くなった。

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