Food

  • SPAM祭り2017

    〈スパムメール〉の語源といえば、ランチョンミートの缶詰〈SPAM〉。商品名の〈SPAM〉を連呼する五月蝿いCMと、それをコントとして取り上げた『モンティ・パイソン』が由来となっている。そんな〈ウザい〉存在の代名詞となったSPAMだが、美味いものは美味い。そしてそんなSPAMをこよなく愛する人たちがいる。今年も〈SPAM〉祭りは盛り上がった。

  • 難民たちが世界に広めた チベット風餃子〈モモ〉は美味

    餃子、ニョッキ、小籠包、ラヴィオリ、蕎麦がき、すいとん、トルテッリーニ、ほうとう、ちまき、肉まん、あんまん、ピザまん…と、世界中の人々の空腹をいつでも満たしてくれる〈ダンプリング〉。インドでは長年サモサが王座の地位にいたが、チベットからやってきたあるダンプリングが、サモサを脅かさんばかりの勢いで大ブレイクしているという。

  • ピザより美味しいメキシコのトラユーダとは

    メキシコ合衆国の南部に位置するオアハカは、メキシコ国内においてもかなり特色の強い食文化で知られている。そのなかでも〈メキシコ版ピザ〉と称されるトラユーダは、屋台から市場の食堂、更にはレストランでも楽しめるオアハカのソウルフードである。その魅力を探った。

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  • メキシコの路上ジャンクフードを学ぶ

    朝食、昼食、夕食といった〈正式な〉食事だけではなく、あたりまえのように間食し、ほぼいち日中食べているというメキシコ人。そんな彼等が最も気に入っているレストランは〈路上〉にあった。メキシコ人にとって、完全に生活のいち部になっているストリートフード。そのジャンクぶりを見てみよう。

  • BURGER KING〈ヘルシンキ・サウナ店〉

    日本とタメを張るサウナ大国、フィンランド。首都ヘルシンキには、なんと、サウナを併設するバーガーキングがある。いくらサウナ大国とはいえ、常軌を逸した高温の中でワッパーを頬張るとは、いささか行き過ぎではなかろうか。しかし、いざバーガーキング・サウナを体験してみると、味とは関係ないにせよ、おもわぬ満足感に満たされる。

  • 世界で最も美味しいチベット料理レストラン

    1997年にオープンした〈マジェアミ〉(Makye Ame)は、世界一おいしいチベット料理を提供すると評判の、いまだに長い行列が絶えないレストランだ。食の好みは主観的なので、もちろん議論の余地はあるだろうが、間違いなく中国でもっとも有名なチベット料理レストランだ。

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  • シカゴの刑務所で学ぶイタリア料理

    「もしプログラムに参加していなければ、私は、たくさんの友人がいるストリートにすぐ戻り、ドラッグを売り、生きるために犯罪を繰り返していたでしょう」。この料理スクールは、シカゴのクック郡刑務所内11区の地下で開かれている。

  • 第2波フェミニズムから続く アンチカロリー計算レストラン

    セルマ・ミリアムは、自身が主宰する女性グループのための「場」を開いた。モデルにしやすい形態はブックストアだったが、セルマは料理も好きだったので、そこにレストランも加えた。1977年、コネチカット州のブリッジポートに「ブラッドルート・レストランとフェミニスト・ブックストア」をオープンした。

  • ホットソースの生まれ故郷

    世界中の食卓に、様々な種類のホットソースが当たり前のように並ぶ今日この頃。いうまでもなくスパイシーフード熱は、大地球規模で広がり続けている。そこでTABASCO®をつくる人々、そしてホットソースを使って、オリジナリティ豊かな料理を生み出す地元シェフに会うため、ニューオーリンズを訪ねた。

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  • 味わい深いパンを求めるパン職人の遍歴

    最上級のハンガーステーキであればミディアムレアがベストかもしれないが、ザカリー・ゴルパー(Zachary Golper)はウェルダンがベストだと信じている。「ウェルダン」といってもパンの焼き具合だ。

  • SOUL FOOD 神に満腹を許された復活大祭ギリシャ・ディナー

    ギリシャ人は、伝統的な復活大祭特別ディナーを楽しむ。ラムの丸焼き、ツレキという甘いねじれパン、ギリシャ版ドーナッツのルクマデス、そしてクルーリ、マギリッツア、ムストクルーラ、マスティック…。40日間の節食期間のあとであるから、神はたらふく食べることを許された。

  • 台北のハラール・スケーター

    スケート・カルチャーとイスラム文化を融合した空間。