HC/HM/HR
サーストン・ムーアがネクロブッチャーに訊いたMAYHEM
SONIC YOUTHのギタリスト、サーストン・ムーアが、ブラックメタル界の超大御所であり、MAYHEMの創始者であるネクロブッチャーと膝を交え、VENOMについて、パンクロックについて、そしてネクロブッチャーの新刊『The Death Archives:Mayhem 1984-94』について語った。
メタリカのラーズ・ウルリッヒはいい奴だった
言葉を変えていえば、ラーズ・ウルリッヒは嫌なヤツなのだろう。だから私は身構えていた。インタビュー場所に指定されたトライベッカの気取ったレストランに向かいながら、「さて、どれだけのクソッタレなのかな。中年になったから、少しは落ち着いたかな」などと考えていた。
速くて短い音楽で生き残っている男 ケンジ・レイザー(RAZORS EDGE)
日本が誇るスラッシュハードコアバンドRAZORS EDGEが結成から20年を迎えた。それを記念してベストアルバム『RAZOR MANIA』をリリース。更に『RAZORS EDGE 20th Anniversary “THRASH‘EM ALL!! Tour 2016”』も開催されている。永遠に飛び跳ね続けるKENJI RAZORSへのロングインタビュー。
スラッジ界のゴッドファーザー カーク・ウィンドスタイン(CROWBAR)に訊く
CROWBAR、DOWN、THE KINGDOM OF SORROWのカーク・ウィンドスタインは、あらゆるものを見てきたスラッジ界のゴッドファーザーだ。彼の目、白髪交じりの髭、そしてエモーションたっぷりに響き渡る声にも、彼の経験が溢れ出ている。
チャーリー・ベナンテが選ぶ ANTHRAXのアルバムベスト10
『Among the Living』がバンドのキャリアを築いたんだ。かなり重要なアルバムだ。このアルバムの曲は今でもプレイしてる。この事実が持つ意味はデカい。自然の成り行きだけど、このアルバムには勢いがある。
アフリカ大陸のヘヴィメタルは 自由を掴む音楽
世界に広がるメタルコミュニティ。バンガー・フィルムズによる『Global Metal』や、マーク・レビンの『Heavy Metal Islam』などでは、欧米以外のメタルカルチャーの普遍性が掘り下げられてきた。そして今回、エドワード・バンチスの新刊『Heavy Metal Africa』の主役は、もちろんアフリカのメタルバンドだ。
ビデオで確かめるRED FANGの愛すべきバカ度
ポートランドの愛すべきヘヴィロックバンドRED FANGは、今や世界中のヘッドバンガーズのアイドルだ。間もなくリリースされる4thアルバム『Only Ghosts』よりニュービデオが届いた。今回も彼らはクソ最高に頑張っている。せっかくなので、クソ最高な彼らのビデオまとめてお届け。
WHITE ZOMBIEが切り拓いた新しいメタルの世界
85年にNYで結成されたWHITE ZOMBIE。B級ホラー&モンスタームービーとバイカーズサイケデリックを融合させ、さらにノイズロック〜ジャンクサウンドをまぶせながら、90年代を代表する唯一無比のミュータントメタルバンドに進化した。その軌跡を紅一点ベーシストのショーン・イスールトが語る。
グラインドお母ちゃん SEPULTURAをカバー
グラインドマザーこと67歳のお母さま率いるTHE GRINDMOTHERが新曲をドロップ。なんとSEPULTURAのカバーなのでありました。お母さまからのコメントも有り。
世界のビジュアル・アーティスト連載 ゆVIっCE! 03.ヨースケ・コニシ(Yosuke Konishi)
「デジタルでのコミュニケーションが一般的になった現在、僕はより永続的でリアルなものを創り、社会に抵抗したいんです」
HELLFEST 2016
HELLFESTは、フランスで毎年開催されている世界最大最強のメタルフェス。空と大地と聴衆の耳を擘く爆音で、世界中のメタラーを熱狂の渦に巻き込んできた。今年のヘルフェストでは、約15mのレミー・キルミスター(MOTÖRHEAD)のモニュメントがメタラーを見守る中、相変わらず感動と威厳とバカバカしさに溢れたプログラムが大地を揺らしまくっていた。
メタル化するシカゴの名門レーベル THRILL JOCKEY
シカゴのレーベルTHRILL JOCKEYと言えば、TORTOISE、THE SEA & CAKE、A MINOR FOREST…そう、イメージはやはり「ポストロック」。しかしお気づきだろうか?ここのところあの勢力がジワジワと拡大していることを。そう「メタル」。