人権問題
中国政府からの脅迫に立ち向かう風刺画家、巴丢草
中国政府がメルボルン在住のアーティスト、巴丢草の素性を特定して1年が経つ。以来、彼は尾行やサイバー攻撃の被害を受けてきた。自宅に侵入された可能性もあるという。
ガス室へ向かう途中 ナチスを撃ったバレリーナ
死を目前にした状況で、人間は何ができるだろう。運命を受け入れるか、それとも最期の瞬間まで闘い続けるのか。アウシュヴィッツ収容所のガス室に向かうポーランド系ユダヤ人ダンサー、フランセスカ・マンの答えは、すでに決まっていた。
SNSを武器に闘うジャーナリストたち 『ラッカは静かに虐殺されている』
IS支配下にある故郷ラッカの惨状を撮影し、決死の覚悟で世界へ発信する、シリアの勇敢な市民ジャーナリスト集団〈RBSS(Raqqa is Being Slaughtered Silently)〉。彼らの活動に密着したドキュメンタリー作品『ラッカは静かに虐殺されている』が、現在公開されている。ドキュメンタリー作家でもある監督のマシュー・ハイネマンに話を訊いた。
ナチスと闘った褐色のボクサーの 壮絶な生涯
1930年代、ナチスに闘いを挑んだボクサーがいた。ヨハン〈ルケリ〉トロールマンは、類まれなボクシング・センスに恵まれながらも、シンティ・ロマであるがゆえにナチスに睨まれ不遇をかこった。しかし、不屈の闘志の持ち主であった彼は、ナチスに向かってファイティングポーズをとり、ステップを踏み、拳を突き出したのだ。
チョコレート産業のダークサイドと未来
カカオ農家では、児童労働の習慣が根強く残っている。アメリカのNGO団体「スレイブ・フリー・チョコレート(Slave Free Chocolate)」によると、西アフリカの農民たちのあいだでは、労働力としての児童が、一人当たり約28,000円で取引されている。ガーナに西隣するコートジボワールの首相は、カカオの取引価格が10倍にならなければ強制労働は無くならない、と断言した。
北朝鮮労働者調査の旅 ⑦ 最終回 驚愕 あの男もロシアにいた
北朝鮮は海外に多数の労働者を派遣しているという。その数およそ10万人。経済制裁を掻いくぐり、外貨を獲得するためだ。その労働環境はかなり劣悪で、人権問題にまで発展している。ロシアで働く北朝鮮労働者を調査し、その実態を探る。シリーズ最終回。
北朝鮮労働者調査の旅 ⑥ 鉄の棒を持った作業員
北朝鮮は海外に多数の労働者を派遣しているという。その数およそ10万人。経済制裁を掻いくぐり、外貨を獲得するためだ。その労働環境はかなり劣悪で、人権問題にまで発展している。ロシアで働く北朝鮮労働者を調査し、その実態を探る。シリーズ第6回。
北朝鮮労働者調査の旅 ⑤ 次の運転手は金歯でジャージ
北朝鮮は海外に多数の労働者を派遣しているという。その数およそ10万人。経済制裁を掻いくぐり、外貨を獲得するためだ。その労働環境はかなり劣悪で、人権問題にまで発展している。ロシアで働く北朝鮮労働者を調査し、その実態を探る。シリーズ第5回。
北朝鮮労働者調査の旅 ④ 壊れかけの橋を新車で渡るロシアの漢
北朝鮮は海外に多数の労働者を派遣しているという。その数およそ10万人。経済制裁を掻いくぐり、外貨を獲得するためだ。その労働環境はかなり劣悪で、人権問題にまで発展している。ロシアで働く北朝鮮労働者を調査し、その実態を探る。シリーズ第4回。
北朝鮮労働者調査の旅 ③ 呑んだくれて着いた町
北朝鮮は海外に多数の労働者を派遣しているという。その数およそ10万人。経済制裁を掻いくぐり、外貨を獲得するためだ。その労働環境はかなり劣悪で、人権問題にまで発展している。ロシアで働く北朝鮮労働者を調査し、その実態を探る。シリーズ第3回。
北朝鮮労働者調査の旅 ② ロシア人の泥酔チンピラに絡まれる
北朝鮮は海外に多数の労働者を派遣しているという。その数およそ10万人。経済制裁を掻いくぐり、外貨を獲得するためだ。その労働環境はかなり劣悪で、人権問題にまで発展している。ロシアで働く北朝鮮労働者を調査し、その実態を探る。シリーズ第2回。