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  • 〈ラブホテル〉から〈オカルト〉へ ! 虚構とユーモアが融合する写真表現 02

    宇宙人やUFOといったオカルトとは異なる〈オカルト〉を、表現しているTAKAMURADAISUKE。散歩の果てに出会った、世にも奇妙な現象や物体は、みるものをどう感化するのか。そこに、〈笑い〉は生まれるのだろうか。

  • 〈ラブホテル〉から〈オカルト〉へ ! 虚構とユーモアが融合する写真表現 01

    写真でユーモアは表現できるのか?写真が持つ虚構性に惹かれ、エンターテイメント性をプラスした写真表現を実現するために、選んだテーマは〈ラブホテル〉、そして〈オカルト〉。TAKAMURADAISUKEの写真表現の根幹は、どこにあるのだろうか。

  • 『裸のランチ』の街で漁港ランチ

    古看板を組み合わせたその場しのぎの屋根の下に、プラスチック製のピクニック・テーブルが並ぶこの場所で、ヒレと骨のある生き物は、みんなフライにされてしまう。余計なサービスはない。トレイに盛り付けられたフライにはレモンが添えられている。付け合わせは、ビーツと生タマネギを使ったペースト状のサラダだ。

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  • 魅惑の光が生む完璧な写真に生涯を捧げる男

    スナップ写真の美学における、マイケル・ノースラップのシニカルでユニークな視点は、未だ色褪せることなく、我々を魅了し続けいてる。68歳になった今も精力的に活動する彼の作品を紹介する。

  • Tinderで出会った他人との濃密なポートレート

    24歳の写真家マリー・ヒルドは、超表層的な特性のSNSが、実生活での他人とのかかわり方にも影響している、と信じている。その明白な例は、デート文化の進化の仕方だ。そこから着想を得たのがヒルドの新しいアートプロジェクト〈Lifecontruction〉。彼女がTinderで出会った他人と撮影した、親密なポートレート・シリーズだ。

  • 写真で振り返る90年代レイヴ・カルチャー

    1990年代、レイヴ・カルチャーは、草創期のガラージを鳴らしながら、ドロまみれの無料野外パーティーから、クラブに舞台を移した。ロンドンのウエスト・エンドのティーンエイジャーたちがハマっていたのは、ジャングルとガラージ、そして、そのふたつのジャンルを結びつける、異形のレイヴ・パーティーだった。

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  • 忘れられた戦い 写真で知るアフガニスタンの疲弊

    2017年8月、ドナルド・トランプ米国大統領が、タリバン壊滅、ISIS撃破、敵兵を匿うパキスタンの封じ込める、新たな対アフガニスタン政策を公表した。「私たちが実施するのは、国家再興計画ではない」とトランプ大統領は言明。「テロリストの殺害だ」。もはやこれは、アフガニスタンのみんなの心を救う戦いではないことが明確になった。

  • 戦わない写真が語るアフガニスタンの40年

    スティーヴ・マッカリーは、アフガニスタンで40年近く写真を撮り続けている。ソ連の侵攻に抵抗するムジャヒディンの姿を捉えた彼は、ソ連が撤退し、ニュースが関心を失っても、アフガニスタン残留を選んだ数少ないカメラマンのひとりだ。そして破壊や危険と結びつけられがちなアフガニスタンの、思いやりと愛情に満ちたポートレートをつくりあげた。

  • デートで失敗するたびにホラー写真を撮る男

    1970年代ホラー映画のマナーを踏襲した作品をつくるアーティスト、ロバート・ヒッカーソンは、出会い系アプリでの失敗体験を恐ろしげなイメージに昇華させて提示する。何を隠そう、ヒッカーソンは、出会い系アプリで失敗を繰り返したクチだ。

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  • 『SLEEPING BY THE MISSISSIPPI』 アレック・ソスが描く夢と現実の狭間

    マグナム・フォトに所属するアレック・ソスの写真集『SLEEPING BY THE MISSISSIPPI』。プレミア価格となり、手にすることが難しかった写真集が、復刊されたのを機に、改めてアレック・ソスにインタビューを敢行した。この作品を読み解くうえで欠かせない〈Stream of consciousness(意識の流れ)〉、ミシシッピ川沿いの中部地区、写真家としての在り方などを聞いた。

  • 南フロリダのスモールタウンを 撮ったドリーミーな写真

    南フロリダの小さな田舎町、デイビーを舞台に撮影をする若き写真家、メラニー・メッツ。フィルムを使ったドキュメンタリー写真には、何が写っているのだろうか?商業写真と芸術写真の間で揺れる彼女の作品とインタビューをお送りする。

  • 1968年ワシントンDCで起こった 〈貧者の行進〉を撮ったドラマティックな写真

    貧困問題に苦しむ人々によるデモ〈貧者の行進〉が、ワシントンDCで1968年に起こった。ジル・フリードマンはそれまでの仕事をすべて辞め、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが暗殺される数週間前に主唱したデモ運動に参加し、その一部始終を記録した。このときの作品が、〈貧者の行進〉=ジルが撮った写真、と人々の記憶に刻み込まれることとなった。