Photo
美しいマイアミビーチを捉えた ヴィンテージ写真
写真家ジル・フリードマンが思いを馳せる、かつてのマイアミビーチ。彼女が、なぜ、この時代の、この場所に惹かれたのか? その答えこそ、ここで紹介する美しい写真が、全てを物語っている。
悪名高いブラジル刑務所への潜入PHOTOレポート
2002年に取り壊されるまで、ラテンアメリカにおいて最大の刑務所であった〈カランジル〉。受刑者111名が軍警察によって殺害された事件など、ブラジル国内では悪名高い刑務所として知られている。映画監督であり写真家のジョアン・ワイネーが、およそ4年間、カランジル刑務所に通い、トランスジェンダーによるファッションショーから、タトゥー、ラップグループなど、受刑者たちのライフスタイルを収めた写真とインタビューを、ここでは紹介する。
2015年ハロウィン@渋谷 怒涛のポートレート175人
ハロウィンとは、ケルト人の〈サウィン〉と、キリスト教の〈諸聖人の日〉が融合して生まれた祭事である。子供たちは死者に扮装し、お供え物を用意し、死者との交流をはかった。ここでは、今まさに旬な、2015年10月31日、渋谷にて行われた、子供たちによる死者との交流の模様をお送りしよう。
長き内戦の記憶を覆すソマリアのビーチでの美しい写真
2017年10月14日、東アフリカのソマリアで230人以上が死亡した爆破事件が起きた。ソマリアは1980年初頭からモハメド・シアド・バーレ大統領の一党独裁政権に対する、反政府勢力の活動が激化して以降、内戦が続いている。昨今は、イスラム過激派のアル・シャバブなどのテロ攻撃が相次いでいる。一方でソマリアが持つ美しい海岸や、そこで暮らす人々の日常は、全くといっていいほど知られていない。
70年代のサーカス団を撮った幻の写真
70年代にサーカス団を撮影したジル・フリードマンの作品は、幻のシリーズとなっていた。フリードマン自身も紛失したと思い込んでいた写真が、この度発見されたのを機に、彼女の言葉を交えて改めて紹介したい。
誰も見たことがない1992年ロサンゼルス暴動の真実
1992年に起きたロサンゼルス暴動は、未だに真実が解明されていない。黒人タクシー運転手が警察官に暴行された事件を機に、人種差別に対する市民による暴動を捉えた写真が、発表された。消防士がショットガンを振りかざすなど、黙示録さながらのロサンゼルスの情景。
富裕層の買い物客と愛玩犬 TOKYO & WORLD DOGS
ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、東京で、富裕層の買い物客がペットである犬を引き連れ、楽しむ様子を捉えた写真家、ダギー・ウォレス。彼のシニカルな視点が、愛玩犬の可愛らしい表情や仕草とともに、現代社会において欠落した〈何か〉を写し出す。
米国への移民が飛び乗る、悪名高きメキシコの鉄道脇で生きる女性
メキシコの第二の都市、グアダラハラの街を横切る鉄道脇で、移民たちのために生きる女性がいる。彼女は、ゴミの山の上で暮らし、米国へと向かう移民たちを支援している。
大震災後も続くネパールのスケート・シーン
2015年、大震災に見舞われたネパール連邦民主共和国。震災以前に形成された、小規模ながらも活気に溢れる同国のスケート・シーンは、今なお健在だ。震災を境に国民のライフスタイルが変化するなか、スケート・コミュニティーは、変わらぬアティチュードで日々を過ごしている。時空を超えるスケートボードの魅力をネパールで発見。
写真家ピーター・ファン=アットマールが撮るアメリカの人種、愛国主義、ヒエラルキー
マグナム・フォトに所属する写真家、ピーター・ファン=アットマールが、写真集『Buzzing at the Sill』をリリースした。イラク戦争とアフガニスタン紛争を撮影後、米国に戻ったときに感じた人種問題、愛国主義、ヒエラルキーなどの問題を、視覚化しようと試みた。