• SONIC YOUTHとSWANSのパイセン的存在 MX - 80 SOUND

    1974年にインディアナ州ブルーミントンで結成されたMX-80 SOUNDは、パンク前夜の時代に既にパンクな存在であった。ジャズ、サイケ、ハードロック、ガレージ、ポップスなどをノイズに絡めたそのサウンドスタイルは、パンクを超えて〈ポストパンク〉の領域を軽く凌駕していたのだ。

  • ニュージーランドのJOY DIVISIONでは過小評価すぎる〈VIETNAM〉

    ニュージーランドのパンク〜インディペンデント・シーンといえば、FLYING NUN RECORDSから作品をリリースしていたダニーデンのバンドが有名であるが、首都ウェリントンにも確固たるシーンが存在していた。その中心にいたのがVIETNAM。活動期間こそ短かったものの、ニュージーランドを代表する伝説のポストパンクバンドであった。

  • マイロが自ら選ぶDESCENDENTSのアルバムベスト6

    カリフォルニアの…いやいや、アメリカの…いやいや、地球最強のパンクバンドDESCENDENTS。54歳になったパンク界のパイオニア、マイロ•オーカーマンに、最新作『ハイパーカフィウム・スパジネイト』以前のスタジオ・アルバム6枚を自らランク付けしてもらった。

  • クラシックナンバーはズバリ「Oi,Oi,Oi」 伝説のNZ産パンク・バンド NO TAG

    オークランド出身。とは言ってもカリフォルニアのそれではない。スペルが違う。こっちは「Auckland」。ニュージーランドだ。英国やアメリカと比べ、パンクやOiシーンはそこまでポピュラーでなかった。