健康

  • 声が聞こえる人々 統合失調症患者への新たな取り組み

    統合失調症は、人口のおよそ1%が発症するといわれている。幻覚、幻聴が起こり、さらには思考力の低下、様々な妄想にとらわれてしまう。その原因は、脳の神経伝達物質の異常にが示唆されているため、治療の基本は薬物療法である。しかし、非医療的な手法で患者たちをサポートする団体がある。それがヒアリング・ヴォイシズ・ネットワークだ。

  • 著しい増加をみせるミレニアル世代のがん罹患率

    近年、大腸がんの発生率は減少傾向にあり、特に、55歳以上の患者数の減少が顕著だ。しかし、1980年頃から2000年代初めに生まれた〈ミレニアル世代〉におけるがん罹患率は、著しく増加しているという。〈ミレニアルズ〉に一体なにが起こっているのだろうか。

  • 柴田勝頼の硬膜下血腫がストロングスタイル・プロレスに与える影響

    新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと柴田勝頼が壮絶な試合を繰り広げた。ヘッドバットの応酬により、柴田は硬膜下血腫を発症。二度とリングに立てない可能性もあるという。今回の事故は、日本プロレスの伝統である〈ストロングスタイル〉に影響を与えるのだろうか。あらためて考える時期がきているのだろうか。

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  • 全身2200万円でできる 人体冷凍保存の最前線

    クライオニクスは、未来における蘇生に望みをかけて、極低温で人体を保存する技術。アルコー延命財団の施設では、149もの人体、もしくは頭部を約マイナス200℃で保管している。更に1100人以上の希望者たちが冷凍保存の申し込みをしているという。

  • ジョン・ジョセフ(CRO-MAGS) が説く健康生活

    ハードコアシーンの重鎮CRO-MAGSのフロントマンが、数々の修羅場をくぐり抜けた果てに、健康生活を説く。「自らに負けてはならない。心に鞭打って、目を覚まし、きちんと栄養を摂って、トレーニングを続けろ」。来日直前のジョン・ジョセフがカマした、2015年の年頭所感を紹介。

  • 安楽死幇助が合法化された カナダの現在

    2016年6月、カナダで医師による自殺幇助が合法となった。施行から5ヶ月が経ったが、安楽死を希望する患者は後を絶たない。カナダ全土では何百人もの患者が安楽死を希望している。

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  • Xスポーツを揺るがす 慢性外傷性脳症とヘルメットの関係

    今年2月に、41歳で自殺した伝説的BMXの名手デイブ・ミラが、慢性外傷性脳症と診断されていたというニュースが世界を駆け巡った。アメリカン・フットボール、ボクシング、サッカー、アイスホッケーなど、これまで多数の選手たちも同様に診断されてきたが、エクストリーム・スポーツ界では、初めてのことであった。

  • マシュー・ハーバートが鳴らす「食べる音」

    彼が情熱を傾けているのは、食品製造過程の音楽化。

  • 戦争の傷を癒し続けるバグダッドの医師たち

    戦争により精神的に病む人や、環境汚染の悪化から感染症を抱える人、そしてテロ犠牲者など、患者は増え続ける一方、イラク政府はISとの戦闘資金に財源を確保するため、保健省の予算を削減した。不足する病院と医師。イラクの医療事情をレポート。

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  • インスタグラムで解剖した部位を発信する女性病理医助手

    インスタグラムのユーザーネーム「@MRS_ANGEMI」こと、ニコール・アンジェミ(Nicole Angemi)は、病理医のアシスタント。彼女は、「死」、そして「命」の真実を発信し続けている。

  • マリファナ研究のゴッド・ファーザーが発見した事実

    マリファナ研究の父ラファエル・メコーラム博士は、科学的見地から医療大麻の利点を説く。大麻を服用したのは、長い人生の中でたったの一回。長年の研究から、大麻の化学的欠点もわかっている。彼は、大麻にまつわる社会的側面にはほとんど関心を持たず、それは社会学者の仕事だ、と切り捨てる。向精神作用の虜になり大麻の利を説く大麻解放馬鹿とも全く違う。博士は何を求めて、今日も…

  • 中南米で流行するジカ熱と中絶事情

    蚊を媒介に感染するジカウイルスは、乳幼児の「小頭症」を引き起こす可能性がある。