格闘技

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  • 世界で一番過激な格闘技 ラウェイの世界

    〈地上最も過激な格闘技〉の世界へようこそ。これは『ファイトクラブ』でもなければ『グラップラー刃牙』のハナシでもない。2018年2月21日、東京後楽園ホールで行われていた格闘技の試合である。その名はLethwei〈ラウェイ〉。

  • 悪口雑言にも勝利した女性初のボクシング世界チャンピオン

    イギリスの片田舎で育ったバーバラ・バトリックは、身長150センチ足らずの小柄な女子。しかし幼い頃から男子と戦いごっこをしたり、サッカーをしたり、わんぱく三昧の日々を送っていた。そして13歳。彼女に運命の出会いが訪れる。ボクシングとの出会い。小さな村から生まれた、小さな世界チャンピオンが、その軌跡を振り返る。

  • 英国地下格闘技 素手で殴りあう漢たち

    いつの時代も世間の注目を集めるボクシングだが、そのルーツは、拳に薄布すら巻かないステゴロ競技〈ベアナックル〉だ。現行のベアナックルを支える興行団体〈B-BADプロモーション〉のアンディ・トップリフ(Andy Topliffe)は、ベアナックルを表舞台に再び、と奮闘を続けている。そんな彼の努力と、関係者の熱意が身を結び、150年ぶりに英国対米国のビッグマッチが実現した。

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  • 未だ謎に包まれたブルース・リーのルーツ

    長いあいだ、ファンたちは「ブルースの母系祖父はドイツ人」との通説から、ブルース・リーのルーツの1/4はドイツにあり、と信じていた。しかし、現存する家系図によると、〈1/4ドイツ・ルーツ〉説は成立しない。国立公文書記録管理局に保管されている、ブルースの家族の査証に記載された母親の証言からも、それは明らかだ。

  • トランプ大好きキャラの悪役レスラー

    WWEの人気レスラーであったコリー・グレイブスの弟、サミュエル・ポリンスキーは現在メキシコにいる。彼もサム•アドニスというリングネームのプロレスラーである。悪役として活躍する彼は、昨年7月に新たなキャラクターを獲得した。〈ドナルド・トランプ支持者〉キャラである。トランプが対メキシコ強硬姿勢を進める中、彼はどのような活動をしているのだろうか。

  • 柴田勝頼の硬膜下血腫がストロングスタイル・プロレスに与える影響

    新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと柴田勝頼が壮絶な試合を繰り広げた。ヘッドバットの応酬により、柴田は硬膜下血腫を発症。二度とリングに立てない可能性もあるという。今回の事故は、日本プロレスの伝統である〈ストロングスタイル〉に影響を与えるのだろうか。あらためて考える時期がきているのだろうか。

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  • ナチスと闘った褐色のボクサーの 壮絶な生涯

    1930年代、ナチスに闘いを挑んだボクサーがいた。ヨハン〈ルケリ〉トロールマンは、類まれなボクシング・センスに恵まれながらも、シンティ・ロマであるがゆえにナチスに睨まれ不遇をかこった。しかし、不屈の闘志の持ち主であった彼は、ナチスに向かってファイティングポーズをとり、ステップを踏み、拳を突き出したのだ。

  • モスクワに実在した狂気のリアル・ファイト・クラブ

    2008年、モスクワ。素手で闘うアンダーグラウンド格闘技「ベアナックル」の元メンバーが、映画『ファイト・クラブ』ばりのプロジェクトをスタートさせた。その名は「ローニン(浪人)・ファミリー」。

  • 酒池肉林のベーブ・ルースを救ったボクシング

    ジョージ・ハーマン・ルース・ジュニア。愛称はベーブ・ルース。歴史的に最も有名なアメリカの野球選手であるが、酒と女に溺れて再起不能になりかけた時期もあった。そんな男を助けたのは、まったく異なるスポーツ、ボクシングであった。