movie
メキシコ麻薬戦争の最前線映画『カルテル・ランド』の裏側を語る
メキシコ麻薬戦争の最前線映画『カルテル・ランド』の裏側を語る メキシコ麻薬戦争をとらえたドキュメンタリー映画『カルテル・ランド』。製作総指揮のキャスリン・ビグローと、マシュー・ハイネマン監督が、自らこの映画の裏側を語る。
政府に弾圧された未完SF大作『シルバー・グローブ/銀球で』
ジョージ・ルーカス監督が〈変わり種〉スペース・オペラで大絶賛されていた時期、〈鉄のカーテン〉の向こう側では、もうひとつの映画革命が進んでいた。SF映画『シルバー・グローブ/銀球で』は、ポーランド人映像作家、アンジェイ・ズラウスキーの最高傑作になるはずだった。
なぜ同じ映画を何度も観るのか
10月のある金曜の晩、9回目の『ダンケルク』を観るために、夜行バスで大阪に向かった。同じ映画を観るために劇場に通い始めたきっかけは、2015年公開の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。映画の特質や上映形式などをもとに、〈同じ作品を映画館で何度も観る理由〉を考えてみた。
映画『ホーム・アローン』マコーレー・カルキンが仕掛けた罠の殺傷力
クリスマスには欠かせない名作の『ホーム・アローン』だが、マコーレー・カルキン演じるケヴィンのトラップ攻撃は、間違いなく度が過ぎている。実際、人間の身体にどれほどのダメージを与えるのだろうか? その疑問を解決するべく、ニューヨーク市で働く救急士、ジョセフ・オヘアに答えを求めた。
過激な環境活動家 ゴジラ
このモンスター・キングは、数々の作品のなかで、幾度となく日本を救い、また、破壊している。その壮大な歴史を貫くのは、妥協を許さない姿勢である。それが最も顕著に表れているのが、環境問題をテーマにした、1971年の実験的な警鐘映画『ゴジラ対ヘドラ』だ。
ホドロフスキーの息子が明かす『エンドレス・ポエトリー』の舞台裏
御年88にして、なお精力的に映画を撮り続ける鬼才〈アレハンドロ・ホドロフスキー〉。2013年公開の自伝的作品『リアリティのダンス』の続編となる彼の新作『エンドレス・ポエトリー』が、11月18日(土)より公開される。瑞々しいホドロフスキー青年を演じた、監督の実の息子、アダン・ホドロフスキーに話を訊いた。
スケートからBEASTIE BOYS、SONIC YOUTH、カニエまで収めたスパイク・ジョーンズ愛用のカメラたち
30年以上ものあいだ、ヴィジュアル・エンターテイメントの世界で活躍しているスパイク・ジョーンズは、手にしたカメラと独創的なアイデアで、最高のヴィジュアルを生み出してきた。そんなスパイクに、大のお気に入りカメラを13台ほど挙げてもらった。
ヒップホップ的カンフー映画の聖典
ヒップホップとカンフー映画には、本質的に共通点が多い。そして、スターになるのはどちらにおいても絶対的な頂点に到達した人間だ。ヒップホップなら、言葉を意のままに操るヤング・サグ。カンフーなら、有り得ない身のこなしのブルース・リー。というわけで、全ヒップホップ・ファンが観るべきカンフー映画リストをお届け。
『ブレードランナー2049』 の撮影現場に潜入
10月27日から日本公開される『ブレードランナー2049』。荒廃した未来の世界はどのようにつくられたのか。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、プロダクションデザイナーのデニス・ガスナー、そしてプロデューサーのアンドリュー・A・コソーブを案内役に、その舞台裏を探った。
『ブレードランナー2049』の出演者とスタッフがオリジナル『ブレードランナー』を振り返る
遂に10月27日から日本公開される『ブレードランナー2049』。ハリソン・フォード、ライアン・ゴズリング、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督を取材し、SF映画の超クラシックである前作『ブレードランナー』から受けた影響などを語ってもらった。
心霊現場に存在するリアルな恐怖 ホラー監督・森内健介インタビュー
今年の夏はまだ終わらない。VICE PLUSでは『ほんとうにあった怖い話』の配信をスタート。こっちは〈う〉が付く。あっちは〈う〉が付かない。たった一文字の違いではあるが、両作品のあいだにはは大きな懸隔がある。それは〈う〉シリーズを手がける森内健介監督のオリジナリティ溢れる作家性に尽きる。
厄ネタ不良映画『逆徒』、劇場急襲! 小林勇貴監督、犯行直前インタビュー
この秋、商業デビュー作『全員死刑』の公開が控えている小林勇貴監督。だが、もう1作、忘れてはならない映画が存在する。『Super Tandem』『NIGHT SAFARI』『孤高の遠吠』──。良識を蹴破る問題作を世に放ち続けた小林勇貴と不良たちの新たな犯行。インディペンデント最新作『逆徒』、8・26劇場急襲!