70年代のサーカス団を撮った幻の写真
70年代にサーカス団を撮影したジル・フリードマンの作品は、幻のシリーズとなっていた。フリードマン自身も紛失したと思い込んでいた写真が、この度発見されたのを機に、彼女の言葉を交えて改めて紹介したい。
誰も見たことがない1992年ロサンゼルス暴動の真実
1992年に起きたロサンゼルス暴動は、未だに真実が解明されていない。黒人タクシー運転手が警察官に暴行された事件を機に、人種差別に対する市民による暴動を捉えた写真が、発表された。消防士がショットガンを振りかざすなど、黙示録さながらのロサンゼルスの情景。
富裕層の買い物客と愛玩犬 TOKYO & WORLD DOGS
ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、東京で、富裕層の買い物客がペットである犬を引き連れ、楽しむ様子を捉えた写真家、ダギー・ウォレス。彼のシニカルな視点が、愛玩犬の可愛らしい表情や仕草とともに、現代社会において欠落した〈何か〉を写し出す。
SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 05.キンシャサ・フード
SPIRIT of CONGO、コンゴ民主共和国キンシャサ取材もいよいよ最終回。今回の取材のメインであった黒魔術プロレス、キンシャサ・サプールに続く、最終回のテーマは〈食〉。
SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 04.黒魔術プロレス
キンシャサでは世にも奇妙な格闘技が人気を博している。それが、今回紹介するプロレスだ。ブードゥーの要素を取り入れ、コスチュームを身に着け、3メートルの高さから飛び降りる。魔法の粉、呪文、ゾンビへの変身など、試合では様々なパフォーマンスが繰り広げられる。
米国への移民が飛び乗る、悪名高きメキシコの鉄道脇で生きる女性
メキシコの第二の都市、グアダラハラの街を横切る鉄道脇で、移民たちのために生きる女性がいる。彼女は、ゴミの山の上で暮らし、米国へと向かう移民たちを支援している。
SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 03.キンシャサ・サプール
これまで見てきたように、コンゴ民主共和国はベルギーから独立後、1960年から64年まで国名がコンゴ共和国であったこともあり、西に隣接するコンゴ共和国(首都がブラザビル)と、混同されがちだ。
SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 02.キンシャサ現地レポート
名越啓介は2016年11月25日に写真集『Familia 保見団地』をリリースし、その二日後、コンゴ民主共和国へと出発した。同行したのは奥村恵子。彼女は、南米やアフリカ諸国を渡り歩き、89年にパパウェンバと知り合い、パーカッショニスタとしてパパウェンバ&ビバ・ラ・ムジカに参加し、96年から数回コンゴへ通い続けるほど、アフリカ・コンゴに精通する人物だ。前回も記したが、第一目的はプロレスやサプールの取材。しかし、幸か不幸か、たまたま外務省が注意喚起を促す時期に取材が重なった。奥村によると、ジョセフ・カビラ大統
モスル東部における イラク軍による作戦実行直後の混迷
ISに制圧されたモスルを奪還すべく、米国が主導する有志連合軍とイラク軍は、2016年10月より作戦を開始した。現在まで続くモスルでの紛争により、街中の至るところが破壊された。
SPIRIT of CONGO ープロレス、サプール、黒魔術ー 01.混乱の歴史を歩むコンゴ民主共和国
写真家、名越啓介とキンシャサ・ミュージックで世界的な人気を誇るパパ・ウェンバ&ビバ・ラ・ムジカのメンバーである奥村恵子が、2016年11月、コンゴ民主共和国の首都であるキンシャサに約3週間滞在。プロレス、サプール、黒魔術、食など、日本とは、まるで異なる怒涛の文化を直撃取材した。
大震災後も続くネパールのスケート・シーン
2015年、大震災に見舞われたネパール連邦民主共和国。震災以前に形成された、小規模ながらも活気に溢れる同国のスケート・シーンは、今なお健在だ。震災を境に国民のライフスタイルが変化するなか、スケート・コミュニティーは、変わらぬアティチュードで日々を過ごしている。時空を超えるスケートボードの魅力をネパールで発見。