オバマ大統領は、金曜夜に起きたパリでのテロ事件後、短時間ながらテレビ番組に出演。死亡者数が増え続ける中、テロ事件を「常軌を逸したテロだ」と糾弾し、旧来の同盟国であるフランスに対する支援を表明した。
オバマ大統領は「無辜の市民を恐怖に陥れる、常軌を逸したテロだ」と述べた上で「標的はパリだけではない。フランス国民だけでもない。全人類とわれわれが共有する普遍的価値観に対する攻撃だ」と表現。さらにフランス共和国の精神的核心である「自由、平等、博愛」を引用し、フランス政府に対していかなる支援をも惜しまない、と表明。憶測による発言は避けたい、と事件が起きた原因についてはコメントを避けた。
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ケリー国務長官はロイター通信の取材に対し、哀悼の意を示した上で、米国人が事件に巻き込まれていないか、アメリカ大使館でも確認を急いでいる、と対応。
フランスのオランド大統領は金曜夜に起きた事件直後、非常事態、国境封鎖を宣言した。「哀惜の念に堪えない。われわれは協力し、冷静に対応しなくてはならない。フランスは強く偉大な国だ」
カナダのトルドー首相も、自国が受けた衝撃と悲しみを顕すべく、事件に対する声明を発表した。「フランスがどんなに陰鬱な状況であろうと、カナダは味方です。われわれはあらゆる支援をする実現します」「国際社会とも緊密に連携し、このような恐ろしく愚かな行為を防がなければならない」「フランスの皆さまの喪失感を悼み、カナダ国民より『哀悼の意』と『祈り』を捧げます」
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