前回のインタビューによってグラインドマザーは、木村文乃も池田エライザも軽く超えるVICEのスーパーアイドルになりました。お母さまの音楽活動に対する真摯な姿勢、スクリーム唱法への絶え間ない努力、野菜栽培とキャンプへの愛、そしてもちろん、そのスーパーサウンド! デビュー・アルバム『Age of Destruction』は、10曲入り13分ポッキリ! 圧倒的なグラインドマザーのヴォーカルと、削岩機100台分のブラスト・ビート、そして鈍器が高速グルーヴしているようなギターノイズ。すべてが完璧なんです。
THE GRINDMOTHERは、グラインドマザーこと67歳のお母さま(ヴォーカル)と、息子であり、CORRUPT LEADERSのフロントマンである熱帯雨林(Rain Forest:ギター)、そしてタイソン・アペックス(Tyson Apex:ドラム)によって結成。現在はカナダのオンタリオ州ウィンザー(Windsor)を拠点に活動しています。インタビュー後も、熱帯雨林とはメールのやりとりをしていまして、「あの記事が載ってから、日本から大量のCDオーダーがあったんだ!」とか、「特にディスクユニオンはヤバイね!」とか、「かあちゃんがヨロシクだってさ!」とか、「MELT-BANANAは最高だね!」とか「BABYMETALは最高だね!」とか、「BABYMETAL に俺たちのCDを送りたいんだけど」とか「かあちゃんは元気だよ」とか、まぁイイ人です。
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そんな熱帯雨林から、またメールが来ました。
「新しいビデオをつくったよ!SEPULTURAの「Slave New World」のカバーなんだよー!」
そしてこのビデオに関して、お母さまもコメントしています。
「まだまだヘヴィミュージックに関しては勉強中ですが、初めてこのオリジナル曲を聴いた瞬間、私は恋に落ちました。息子たちからカバーの話を聞いて、私ももちろん大賛成しました。息子たちはSEPULTURAの大ファン。そして私はSEPULTURAの新しいファンです。これはグラインドコアではないかもしれませんが、SEPULTURAからの影響を強く感じることができると思います」(DECIBLE MAGAZINEより)
さらにこの「Slave New World」は、7インチEPでもリリースされます。クリア・ヴィニールで、ポリカーボネートの平面に直接音源のカッティングをするお手製レース・カット盤仕様。ただこれが限定…っちゅーか、レア盤っちゅーか、たったの25枚プレス!! 何を考えてるんでしょうか、熱帯雨林は。お母さまも野菜栽培をちょっと休んで手伝ったらいいのに。なーんて、アイドルだから許しちゃうけどネ!! 一応彼らのサイトで購入できるようなので、ご希望の方はコチラへ。 まだ残ってたら笑いますね!
熱帯雨林から面白メールが来たら、また紹介します。